代わり映えしない日常

平々凡々な日々の覚書

活字を読む

読書家というほど本を読むわけではないけれど、活字を読むのは好き。

本という形態も好きだ。

小説やエッセイ、ノンフィクション、もちろんマンガも読む。

時間をもてあますと、手近にあるものを手に取る。

手っ取り早いのは新聞とネット。

Yahoo!やX(Twitterっていう名称が好きだったなぁ)をはじめとする各種SNS

あとまとめサイトや創作サイト。

しかし読むものがなかったら、包装の裏にある成分表をも読むというほどの活字中毒者ではない。

意味の分かりやすい文章が好きなんだ。

 

嫌いな活字ももちろんある。

役所が発行する書類だ。

仕事柄、役所の書類をたくさん読む。

フローチャートにしてくれたらわかりやすいのに。

書き方の見本をつけてくれたら理解しやすいのに。

なんで全部文章で書こうとするのかな。

しかもその文章が回りくどくって、理解しにくい。

ページ数の無駄。

ちなみに個人的見解だけど、わかりにくさの順番は

国 > 都道府県 >市町村

だと思っている。

某省庁の書類をダウンロードしたら100ページ近くて、同じようなことが何度も書かれていて、その上このページ必要か? と思う箇所もあって、ウキーッ! っとなった。

役所の書類を読むときは右手に赤ボールペン。

そして誰にも邪魔されない時間。

大事なところにラインひいたり、印をつけたり、余白にメモ書きしたり。

約半日かけて読み込んで、わかりやすいように自分でまとめた一覧表を作った時、やり遂げたという充実感ったら半端なかったね。

上司にも一覧表を渡して、私のお役目終了! って思っていたのに。

上司から「書類の提出、いつまで?」って言われた時の敗北感。

うちの上司は読むことを苦手としている人。

そういう人には何をしたってアカンねんな。

だって、上司のすぐ横には私の作った一覧表が置いてあったのだから。

 

活字を読むのが好きになった理由ってなんだろ。

気が付いたら読んでいた。

でも小説よりもマンガかな。

今もそれなりのペースで購入する。

友だちも読む人たちが多い。

昔はダンボール箱に本を詰め込んで、宅急便を使って本の貸し借りしていた。

最近は全くしなくなったけど。

購入するときは電子書籍

借りるときは図書館ってなったからだろう。

それでもこの本は手元に置いておきたい、と思う時は紙の本を購入する。

紙の本を購入した時の幸福感って電子書籍では味わえないんだ、私は。

 

活字を読むのは好きでも、読むペースはものすごく落ちた。

本を読む時間を確保できない、というのも理由の一つ。

テレビも見たいし、ネットもしたい。

たまにはお出かけもしたい。

しかし何よりも一番大きな理由は目。

視力というか、シニアeyeとかいうやつだ。

それ用の眼鏡も準備しているけれども、疲れ目も重なると焦点が合いにくいし、集中できないし、ホンマに困る。

おかげで1冊の小説を読み切るのにかかる日数、約1週間。

うちの市立図書館は2週間で10冊まで貸出可能だが、絶対に読み切れないので平均2冊。

それでも読み切れないときは、そのまま返却するか、ネットで2週間の貸出延長する。

ありがとう、ネット社会。

何度利用させていただいたことか。

それでも読み切れないときもあるけどな。

 

先日、市立図書館で2冊の小説を借りてきた。

2冊とも中山千里氏の作品だ。

その前に借りた同氏の『特殊清掃人』という作品がとても興味深かった。

それで同作品の中にちょこっと出てくる人物が主人公の作品が読みたくなったのだ。

もう1冊は映像化された作品の1作目。

読むのが楽しみなんだけど、読み切れる自信がちょっと低いので、作品名はあえて言わない。

無事読み終えたら、ブログで感想が書けたらいいな。

さて、活字を読もう。