代わり映えしない日常

平々凡々な日々の覚書

人事異動と強化月間

4月。春。新入社員。人事異動。

 

私が貯蓄メインで利用している金融機関はものすごく人事異動が激しい。

なぜそんなことがわかるのかというと、毎月勤務先に集金に来てもらって定期積立しているから。

同じ営業が2年以上担当してくれたことがない、と思う。

前担当は新入社員くんが1年でしたね。

最初の2ヶ月ほど先輩と一緒に来てくれていたけど、離任の挨拶に来てくれた時は1年前とは違ってしっかりしたな、と思ったものです。

すっかりお母ちゃん目線だわ。

 

都市銀行では考えられないでしょうが、田舎の地元密着型金融機関なら今も自宅や職場へ集金に来てくれるんです。

私の場合、集金という半強制的なシステムがあるから定期積立が続いているように思います。

ネットで出来る自動引き落としの積立に変えたら、満期になったらそれまでになりそうなんで。

 

さて、突然懐かしい顔の営業が私を訪ねてやってきました。

人事異動でこちらの支店に帰ってきました、というご挨拶です。

ありがたいなと思うと同時に、これ絶対に何かの営業だわ、と思いました。

この金融機関、毎年春に保険関係の強化月間を組むのでめちゃくちゃ身構えました。

とりあえずお話を聞くと、積立NISAされませんか? とのこと。

やっぱり営業かーいっ!

春に満期になる積立ありますよね。それを元手にいかがですか?

・・・一つの金融機関で長くお付き合いすると全てばれている。

ほんとヤダ。

でも長いゆえに私も金融機関のキャンペーンのはり方とかがわかるんですけどね。

面倒くさいなと思いつつ、NISAであれば私には鉄壁の魔法の言葉があります。

『すでに別のところでNISAやってまーす!(笑)』

案の定、あっさりと引き下がってくれました。

やったね。

 

しかし、もうすぐ保険勧誘及び買い替えの強化月間がやってくると思われます。

ほんとに便利で身近な金融機関なんだけどね。

この各種強化月間だけはやめて欲しいわ。

以前、知人が中で働いていてノルマの大変さを聞いているので、情にほだされそうになる時があるんだけど、私にとっては必要のないもの! と割り切るのも大切。

数年前、強化月間中に保険買い替えちゃって未だに後悔しているもんね。

てか解約したい。

解約すればいいんだけど、解約しに行く時間を作るのが面倒くさい。

そして私の保険担当、今は誰やねん!

保険の方の担当もずっと変わるし、挨拶にも来ないんだよね。

 

利用者としての愚痴はこれぐらいにしておこう。

企業側としての思惑や営業理念もあるでしょう。

でもお金が動くことは最低1週間はじっくり考えてから契約しよう。

強化月間中の営業の圧は本当にすごい。

ある意味怖い。

 

修理依頼顛末記

職場の複合機の調子が悪くなりました。

A3サイズをコピー、スキャンするとスジが入るのです。

 

まずはガラス面を徹底的に清掃しました。

次に取扱説明書(PDF)を開き、『こまったときは』のページを読みました。

しかし全く解決につながりません。

リース開始から1年とちょっと。

契約時にメンテナンスサービスをオプションとしてつけています。

ここで使わないとどこで使うんだ!

「出でよ、サービスマン!」ということでHPから修理依頼をかけました。

 

数分後、1本の電話。

〇〇にいるので40分ほどで向かえます! とのこと。

マジで?

このご時世だし、2・3日の間に来てもらえればラッキーくらいに思っていたので、本当にありがたい。

そしてほぼ時間通りに来社。

状況を確認して、清掃などしてもらい無事完了。

スジが入らない~! 幸せ~!

 

さてスジが入る原因はというと、ガラス面の下(内部)が汚れていたらしいです。

修理依頼かけて貰って正解です。

素人が手を出しちゃいけないところです。

と言われたので、早期対応してよかったって思いました。

そしてスジが入った時、ガラス面が汚れているときの対応を教えてもらったのですが・・・。

複合機を設置してもらった時にいただいた清掃用不織布や複合機についているガラスクリーナー使っていますと言ったら一言。

「あっ、それほとんど意味ないです」

えーーーーーっ!!!!!

意味ないものが標準でついてるの?

取扱説明書にもガラスクリーナー使って、と書いてあるのに?

 

サービスマン流のお掃除の仕方を教えてもらいお仕事終了なんですが、ちょっと一言、私が使用済み用紙の使い方について聞いたばかりに、10倍くらいになって回答が返ってきました。

ものすごく参考になりました、ありがとう。

でも8~9割方、へぇとかそうなんですかって言いながら頭に入ってきていませんでした。

そして「オタクやぁ! 自社製品大好きな複合機オタクやぁ!」って思っていました。

サービスマンさん、ごめんなさい。

何かあった時は、またよろしくね。

春の不調

昨日から鼻の下が痛いとは思っていたんですよ。

今朝、確認したら水泡が出来ていました。

ヘルペス、お前かぁ(泣)

 

先週末くらいから倦怠感があって、やる気がほぼゼロ。

それでも約束事や気になることがあって、お出かけを繰り返していたからでしょうか。

ついに発症したよ、という感じです。

私の場合、気持ちは絶好調だと思っていても、身体が休養を欲しているときにヘルペスが発症します。

発症を確認して初めて「私、疲れてるんや」と自覚するんですよね。

私にとってヘルペスアトピー性皮膚炎の発症は、疲労度のバロメーターと化しています。

どっちも嫌やけど。

 

そういやおでこのアトピーもなかなか治らないし、アレルギー抑制の薬を飲んでいるのに数日前からくしゃみ連発だし。

良い季節なんですけどね、春って。

私の体調的には不調の季節のようです。

でも気持ちは元気なのよー!!!

目標は高く、でも無理をしない

新年度ですね。

新生活を始める皆さん、がんばってねー!

私を含め、特に大きな変化がない皆さん、穏やかな日々が送れるように頑張ろうね。

 

気づいたら3月は1つしか記事を書いてなかったわ。

一応、書きかけの記事はあるんだけど、どう考えても楽しい方には向かわない記事。

タイトルが『老親の介護』だもんな。

友人たちと出会うと絶対にこの話題になるし、SNSメインでつながっている友だちのポストに『終末期』なんて言葉を見かけるとね。

やっぱ思うことがあったわけですよ。

自分なりに整理して、記事にしようとしたんだけど、ダラダラ・ぐちぐちした文章にしかならないんで一回リセット。

いずれ自分の為にも記事に出来たらいいな、とは思ってます。

 

さて新年度です(2回目)

お天気も、気候もいいので、自然と気持ちも上がっていきます。

ついでに何か始めたくなったりします。

いろいろ考えたんですよ。

資格取得の勉強をするとか、英会話のお勉強をするとか。

ふらふら本屋に立ち寄って、テキストをぱらぱらとめくりながら30分くらい悩んだりもしました。

結局、何も買わずに帰ったんだけど、あれから1週間ほど経つけど頭の片隅に残っているので、もしかしたら意外と続くかも、なんて思ってみたり。

でもその前に、もっと切実に行わないといけないことがあるんです!

その名は「ダイエット」!!!

正月太りから全く体重が落ちない。

しかも便秘が酷くなっている。

真剣にダイエットします!(前にも言ったような気がするけど)

秋の健康診断までには以前の体重に戻したい。

とりあえず3㎏減! これが目標!

運動とその結果を見える化するためにアプリも入れた。

運動時にスマホが邪魔にならないようにウエストポーチも準備した。

あとは頑張るだけなの。

夜のウォーキングもしやすい気候になってきたし、頑張るよ!

でも痛みを感じたりしたら、さくっとお休みする。

とにかく続けることが大切だと思うから。

 

そしてこのブログももうちょっとマメに更新したいものです。

たとえ短文でも。

今更ですが、マルハラ。

少し前に「マルハラ」について、各種情報番組が一斉に特集組んでましたね。

若者はメッセージアプリなどで「。」を最後につけられたら威圧感とか不安感を覚える、とか。

私の周囲に若者がいないので、そうなの? という反応しか返せないのですが、お年頃のお子様をもつ友人・知人たちからのメッセージを見直したけど、みんな「。」使っているしな。

相手によって使い分けているのなら、みんな細かいな(笑)

 

私がマルハラについて詳細を知らずに、最初に思ったこと。

「教科書とか、小説、ネットニュースとか読んでも怖いんやろか?」でした。

今も完璧に理解しているわけではないんだけど、メッセージアプリやSNS限定でいいのかな。

得意先へのビジネスメールはどうしているんだろ、とか気にはなるかな。

 

ちなみに私はSNSとメッセージアプリでは「。」をつけない派です。

単純にSNSでは「。」が文字数にカウントされるから。

メッセージアプリでは「。」を打つのが面倒くさいから。

特に文字数は大切よ。

つい長文になる人間には。

 

ビジネスメールとブログは「。」入れますね。

文章の読みやすさに句読点って大切だと思っています。

特に読点。

読点の入れる位置が自分の読むリズムと違っていたら、読む気力がなくなるのよね。

私の場合。

小説家・文筆家・記者などと呼ばれる、書くことがお仕事の人の文章はリズム良く読める方がほとんどなので、本当にすごいなって思います。

たまに相性の悪い方もいますけど、それは好み。

 

今はマルハラとか言っているけど、時が流れていくとまた違うことが出てくるんでしょうね。

私が若者であったころは、親世代に何か言われていただろうし、若者世代も何かを言っていたんだろう。

今みたいにネット社会じゃなかったから、大きく表面化していなかっただけで。

まぁ、気にしないことが一番よね。

全世代、良い意味でのスルースキルは身につけた方が良いと思う。

ドラマのようだと思った瞬間

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

はじめて「お題」で記事を書いてみようと思います。

私の場合、「死ぬかと思った」じゃなくて「死んでいたかも」なんですけどね。

 

数年前、卵巣のう胞が酷くて右卵巣の摘出手術をし、無事退院。

だいたい退院から1~2週間は自宅療養をする人が多いらしいのですが、繁忙期だったのもあって、私は土日含めて3日で会社へ復帰。

今思えば、無茶なことをしたものだと思います。

退院からちょうど1週間後、私は職場で倒れました。

意識はなんとかあるのですが、話をするのも無理な状態で、人生2度目の救急車のお世話になりました。

救急車って乗せられて、体温や血圧を測ったりするのですが、何度も何度も体温を測られました。

後で確認したら低体温で体温が測れなかったようです。

ようやく測れて「35.2℃」って救急隊員さんが叫んだのをよく覚えています。

 

退院した病院に1週間で再入院。

検査結果は残した左卵巣からの大量出血。

一晩様子を見たものの出血は止まらず、むしろ増えているような状況だったため、止血の為の緊急手術となりました。

閉じかけている傷口をまた開くのか、と思うとなかなか憂鬱です。

しかし仕方ない。

止血の為の手術に臨みました。

 

術後、手術室で目覚め、ぼんやりとした頭で前回と同じように「ナースステーション前の個室で一晩療養して、大部屋に移動ね」と思っていたら、病室へのコースが違う。

前回はエレベーターを使ったのに、今回は平行移動しかしていない。

なぜ?

そしてちょっと狭くて、圧迫感のある個室に入室。

ベッドに移動、両手に点滴、心電図に酸素マスク。

見えないけど枕元からは機械音っぽいのが聞こえる。

ここ、どこ?

看護師さんが複数人で私のケアをしてくださる中、執刀医が入ってきて説明をし始めようとしたんだけど、その執刀医を後ろから押しやって母が泣きながら私に向かって叫んだのです。

 

「あんたっ! もう少し遅かったら死んでたかもしれへんねんで!」

 

後日、心身共に落ち着いたころに、主治医や執刀医、看護師さんたち、そして家族から聞いた話を総合すると、予想以上に大量出血をしていて輸血しないといけない状況。

止血後、各内臓を確認していたら小腸が1ヶ所壊死しているのを発見!(産婦人科医、見つけてくれてありがとう)

急遽、外科医を呼び出し、産婦人科医から外科医に執刀医が変更し、小腸を一部摘出(総合病院に入院していてよかった)

ついでに腹膜炎も起こしていたそうです。

まぁ、いろいろ大変だったようですが小腸に穴が開く一歩手前で手術が出来たので、私は生きながらえたそうです。

術後の家族への説明で外科医は、穴が開いて腸内のものが腹腔内に飛び出していたら救命する自信はありませんでした、と言ったとか。

 

術後、最初に入った個室はHCUだったと知り、すごく大事になっていたんだなって他人事のように思いましたね。

母の叫びも状況把握が出来ていないし、目覚めてすぐだったから、そうなんや、くらいにしか思わなかったし。

自分自身のことなのに、他人事のようにしか思えなかったし、今もリアルさはないんですよね。

ただ何度思い出しても、母の叫びや行動が「ドラマみたいやな」と思うですよね。

 

私の弟も死んでいてもおかしくない交通事故にあっているので、両親にしたら堪らないだろうなとは思いますね。

子供を二人とも失っている可能性があったってことがね。

 

余談ですが、弟が事故で運ばれた病院は某医療ドラマの監修を行った病院だったので、ICUに入った途端「ドラマと一緒や!」と思った思い出。

お祓いに行くべきか その3

お祓いに行くべきか その2 - 代わり映えしない日常 の続き

 

午後3時を過ぎた頃でしょうか。

長い昼寝という名の不貞寝から目覚め、ゴロゴロとしていました。

すると来客を告げるチャイムが鳴りました。

我が家は来客が多い家でもないし、家族の誰かが通販を頼んでいたとも聞いていない。

考えられるのは妙なセールスかと思い、ゆっくりと玄関へと向かいました。

玄関ドアを開けるとそこには一人の男性。

見覚えは全くなく、セールスっぽくもない。

どちら様? と問う前に、相手が話し始めました。

 

「すみません! こちらの車をぶつけたの僕です!」

 

おっ! 私は確率の低い幸運を引き寄せたようです。

男性は私から見てもわかるくらいオドオドと震えていました。

本人曰く、深夜に事故を起こし怖くなって逃げました。

でも謝らなきゃってずっと思っていて、ホンマにすみません。

保険会社には連絡しているんで、全て保険で修理させてもらいます。

あと、飲酒運転はしていません! とのこと。

 

正直、そうですか、というくらいにしか思いませんでした。

深夜に我が家のチャイム鳴らすのは怖かったかもしれないけど、とりあえず警察には連絡しようよ、とか。

ホンマに飲酒運転と違うの? 事故から15時間以上経って謝罪に来られても飲酒の証明は出来ないしなぁ、とか思いました。

男性に対して怒りなんて全然わいてこず、これで我が家から持ち出し無しで修理できるし、私の保険も使わなくて済む、というくらいの感想。

冷静というより、冷めまくっていました。

 

男性とお互いの連絡先を交換し、男性には警察に行ってもらいました。

内心、警察に行ってもらうより、警察に電話して直接来てもらう方が話が早いよなって思ったのですが、なんで私が動かないとアカンねん、と思ったんですよね。

めんどくさがりなんです。

 

男性が去ってしばらくすると地元警察署より電話が入り、男性と警察官が来訪。

警察官はシフトの関係で朝と違う人でした。

もう一度最初から説明になるかな、と思ったけれどもデータの共有は出来ていたみたいなので、私はすぐに放免されたのですが。

ひとりの警察官がそそっと近寄ってきて話しかけられました。

 

「ちょっと聞くんやけど、1年ほど前に事故ってません?」

 

うわぁ! 知ってる人が来たー!!!

そうなんです。

実は約1年前の令和5年3月に飲酒運転の人に車を壊され、自宅に穴をあけられたのです。

あれも深夜12時過ぎ。

自宅駐車場に車を止めていただけなのに・・・。

あの時はたまたま近くにいた見ず知らずの青年たちやご近所さんのお力を借りて、警察に速攻通報。

当事者は酔っぱらい過ぎて、ふらふら&くにゃくにゃ、発言は意味不明。

大勢の警察官に怒られながら、連れていかれました。

どうやら午後から来られた警察官はその時の対応をしてくださったうちのお一人だったようです。

 

「1年に2回ですか。大変ですね」

「ホンマにね。車を置く位置、変えたんですけどね。何が悪いんでしょうね」

 

笑うしかない私。

警察官に心底同情され、後のことは全てお任せして、私は自宅内へと戻りました。

次に私がすべきことは、保険会社代理店の担当者に連絡すること。

私の保険を使う必要がなくなったのですから。

 

1年に2回も車を破壊された私。

当分、厄年とは縁遠いはずなんだけどな。

私に降りかかってくるはずだった厄を、マイカーが代わりに引きうけてくれたのかもねって友人たちに言ったら、そうだねって言ってくれる友人もいれば、2度あることは3度あるかもよ、と言われるし。

お祓いに行くべきか、結構真剣に悩んでいます。