代わり映えしない日常

平々凡々な日々の覚書

読書

【小説】鈍色幻視行

実は私にとって初の恩田作品でした。 私にとって、気にはなっているけど手が出しづらいという作家さんの一人。 今作は新聞かネットの書評を読んで、気になっていた作品でした。 たまたま図書館に立ち寄ったら書棚に残っていて、これは読まねばなるまい! と…

電子書籍を再購入する基準

電子で購入したハードカバー版の小説が文庫化されたようです。 この小説、シリーズものでして、1作目は文庫版で購入しているんですよね。 もちろん電子で。 そして2作目も読みたい! けどハードカバーしか出てないやん! 今、手元には50%オフのクーポンが…

【エッセイ】祖母姫、ロンドンへ行く!

椹野道流女史の作品との出会いは友だちが貸してくれた『暁天の星 鬼籍通覧』だった。 本のサイズは新書で講談社ノベルズ。 その形態だけで年月を感じるわ。 友だちが貸してくれる時に言った「怖いというか、もやっとするかも」という発言は読了後、的を得て…

【小説】切り裂きジャックの告白

仕事が忙しい時など、イライラが止まらない時は何か逃げ道が必要だと思う。 私の場合、逃げ道が小説やマンガであることが多い。 イライラが募ると就寝前にイライラの原因を思い出して眠れなくなる。 すると余計にイライラするという悪循環を繰り返す。 こり…

【小説】鑑定人 氏家京太郎

ミステリー作品において、主に物語を引っ張っていくのは刑事や探偵と呼ばれる人たちである。 たまに大学教授であったり、学生であったり、他の職種のいわゆる一般人でこともある。 物語が展開するうえで重要な科学的根拠を示す科学者や法医学者は縁の下の力…

【小説】わたしの幸せな結婚

新しい本との出会い方。 これがなかなか難しい。 以前なら本屋で表紙にひとめぼれや友だちのおすすめで購入していた。 図書館でふらふらと書棚の間を歩きながら、直感で手に取ることもある。 朝刊に掲載される書籍の紹介や書評を参考にすることもある。 しか…