代わり映えしない日常

平々凡々な日々の覚書

イライラして、落ち込んで

イライラした時って無性に何か買いたくなる。

無駄遣いだとわかっていても、何かを購入することによって気持ちを落ち着かせたいんだろうな。

ちなみに前回イライラした時は『葬送のフリーレン』既刊10冊をまとめ買い。

今回は『さんかく窓の外側は夜』を購入。

さすがに全巻まとめ買いはしなかったんで、これからゆっくりと買いそろえる予定。

 

今日のイライラの原因は同居家族。

私には『うつ病』と診断されている母親がいる。

診断されたのは約20年ほど前。

病院に通院することで少しずつ改善していったけど、うちの母の場合、気持ちが沈む以外の余計な症状が現れていた。

それは痛み。

最初は背中だったかな。

場所は少しずついろんなところへと移動して、現在はお腹と口。

内科や歯科、脳神経外科、麻酔科、産婦人科にも行き、検査もしたけど異状なし。

結論から言うと脳がバグを起こして、何も異常がないのに傷ついているよって痛みの信号を出し続けているらしい。

正式な病名があったはずだけど忘れた。

その病気に対応している大学病院にも紹介状を書いて貰って行ったけど、改善の糸口にもならなかった。

臨床心理士さんのカウンセリングも受け続け、少しは良くなったけど痛みは取れなかった。

カウンセリングには全て付き添ったけど、いい先生なんだよ。

個人的にはお世話になった先生方の中でも1,2を争うほど私の好きな先生。

でも私が好きでも治療を受ける母が好きじゃないとね。

カウンセリングのなかには痛みを散らすトレーニングみたいなものもあったんだけど、母、全然しない。

無理にしなくてもいいとは言われていたけど全くしない。

それで「治らない!」って言われてもねぇ。

私にしたら「自分が治ろうとしてないやん!」って言いたくなる。

心の中で抑えるけど。

でもちょっとだけ言ったかも。

うちの母、自分で動きたくない。

医者に薬で治してほしいと思っている。

だから薬はしっかり飲む。

通院も欠かさない。

しかし痛みはある。

気持ちは沈む。

出かけたくない。

ずっと自宅にいる。

それで「もう私は治らへんねん。早く死んで楽になりたい」って言う。

この闘病期間中「お母さんを殺してよ! 死に方をネットで調べてよ!」って何度言われ続けてきたことか。

母がネットを使えない人で良かったと思うけど、私のほうが心病むわ。

 

そんな母親も高齢となり、良くはならないもののそれなりに生活ができる低空飛行の状態を維持している状況。

私も出来るだけ平常心でいようとしているつもり。

しかしだな。

仕事でちょっとイライラしていた私が昼休みに一時帰宅。

いつもよりちょっと調子の悪い母。

些細なことで一触即発、ていうか普段よりも沸点が低くなっていた私のイライラが速攻大爆発。

私、言葉にはしないようにしているけど、態度に思いっきり出る。

イライラが過ぎると隠すつもりもなくなるし。

今回は隠さなかった。

ちなみに原因は夕食のおかずについて。

鮭を焼くのにフライパンを使うんだけど、テフロンなんで油引かなくてもいい? それとも油引いたほうがいい? という発言が原因。

しょーもなっ!

自分の思うようにしたらええやん! てか、あんた、私に作って欲しいんやろ!

って心の中で叫んで、貴重な昼休みに鮭焼いた。

もともとムニエルにしたかったので、こうなりゃ自棄や! でムニエルにした。

テレビ見たかったのに。

んで、午後の出勤。

移動しながら、大人げなかったなって落ち込むという流れ。

仕事帰りに近所のスーパーに寄って、ケーキ2人分購入して、夕食後デザートとして一緒に食べた。

それで終わり。

特に謝りもしないし、話もしなかった。

 

私と母の関係は共依存なんだろうなって漠然と思っている。

ちゃんと調べたこともないけど。

母がいなくなったらどうなるんだろうな、って考えることはある。

でも無性に一人になりたくもなる。

 

あっ! 父親も同居しているし、めちゃくちゃ元気