代わり映えしない日常

平々凡々な日々の覚書

アトピー性皮膚炎とのお付き合い

三日坊主ならぬ四日坊主でブログが止まっている。

続ける努力はしている。

2つほど書きかけの記事をまるっとボツった。

文章が続かないのである。

やけに攻撃的だったり、感傷的な文章になってしまう。

これは自分の中で意見が全くまとまってないんだな。

書いていて楽しさを感じていないんだな、と思ったのでボツ。

まぁ仕事じゃないんだし、マイペースに続けるわ。

 

せっかくパソコンを立ち上げたしなぁ。

しかしネタがない。

今日は仕事終わりに病院に行ったから、私の病気との付き合い方の話でもしよう。

先に言う。

落ちはない。

 

持病をいろいろ抱えている。

治療の必要はなくなったが、経過観察が必要なものもあるので、定期的に通院している病院は3箇所、4診療科にお世話になっている。

そのうちのひとつが本日行った病院、皮膚科だ。

私が生まれた時から付き合っている病気、アトピー性皮膚炎。

母子手帳にまで書いてある。

本当にながいお付き合いだ。

 

程度としては結構ひどい部類だったと思う。

治療のために人生2回目の入院までした。

幼いころから親に連れられ、あちらに有名な先生がいると知れば県をまたいで出かけ、こっちの先生がいいよと聞けば行ってみる。

いろんな健康食品も試したし、今思えば怪しいセミナーみたいなものにも行ったわ。

 

今はだいぶ落ち着いている。

化粧も出来るし、自分さえ気にしなかったら温泉にも行く。

顔を見ただけだと、アトピーだとは気づかれないようになった。

もちろんひどくなる時もあるし、全身に色素沈着があるのでコンプレックスもある。

でもアトピーと上手に付き合えるようになったな、と思ったのは医者の指示を守るようになってからだと思う。

いろんな病院に行って、いろんな薬を処方される。

しかしな、これが案外処方通りに塗らないし、飲まないんだ。

自己判断のオンパレード。

今なら大きな声で言える。

治るわけないって!

 

知人に紹介されて、頑固者のおじいちゃん先生がいる皮膚科に行った。

初対面で「なんでもっと早く来ないねん!」って怒られた(笑)

塗り薬と飲み薬*1を処方され、体の洗い方*2、使う石鹸*3の指示をされた。

多分、私の人生で初めて先生の指示通りに薬を塗り、薬を飲み、体を洗った。

そうしたらね、徐々に湿疹が落ち着き、かゆみもマシになった。

もちろんひどくなる時もあったけど、成功体験ってすごいぞ。

まじめに薬飲むようになるし、塗るようになったもん。

しかもアトピーだけじゃなく、ほかの病気で処方された薬もまじめに飲むようになったので、症状が改善するの早いよ。

 

症状がだいぶ改善し、調子が悪い時だけ通院するようになったころ、突然の閉院。

だいぶお年を召されていたからな。

その後の消息は全く不明。

仕方なく、自宅に近い皮膚科を探し通院。

その後3度ほど病院を変わった。

どの病院に行っても薬の飲み忘れはしなかった。

おかげで春先の花粉や夏の汗、いろんなストレスなどでひどくなる時はあっても、ひどくなりすぎることはなくなった。

今通院している病院では、かゆみがひどい時しか飲み薬が出なくなった。

基本塗り薬のみ。

しかも指示された定期通院ではなく、薬が必要だと思ったらおいでっていうくらい。

なので約2ヶ月に1度のペースかな。

 

余談だが病院を3度ほど転院した理由は、先生との相性が悪かったわけではなく、地元に近いところに皮膚科が開院したから。

私は目にも不具合があるので、夕方以降の運転は出来るだけ避けたくて、近くに病院が出来るとすぐに転院した。

今は自宅から徒歩圏内の病院に通院中。

 

あくまでもこれは私の体験談であり、私のアトピー性皮膚炎との付き合い方。

ひとにはそれぞれ病気との付き合い方があると思う。

まずは「この先生、好き」って思える先生と出会えたらいいね、って思う。

そして素人の体験談に振り回されずに、かかりつけ医の相談するのが1番大事だと思う。

*1:院内処方で調合された塗り薬と飲み薬だったのでなんという薬だったのかは不明

*2:「タオルで洗うな、泡で洗え」と言われたので、ボディ用の泡立てネットを購入して、洗面器の中で大量の泡を作る

 それを手で体に乗せてやさしく撫でる

 こすらなくても十分、体洗えるよ

*3:昔っからある牛さんが印刷された石鹸

 私はボディソープを使った

 おじいちゃん先生曰はく「敏感肌用とかいう石鹸は使うな。添加物の少ないものを使え。つまり安い石鹸や」